F1用ヘルメットの進化

(=゚ω゚)ノ ども、quzyです。

2009年ハンガリーGP、予選Q2中のマッサさんの事故について。彼の装着していたヘルメットの強靱さが話題になりました。彼のヘルメットは、重さ800gの金属パーツを、最高速260kmの高速ストレートで受けとめたのです。

しかし、F1ドライバーのヘルメットが安全性を意識したものになったのは、つい最近のようです。

城島明彦『F1の経済学』(1994年)に、面白い一節があったので引用します。

これは日本のヘルメットメーカーSHOEI(昭栄化工)が1992年に会社更生法の適用をうけることになった経緯を述べたところなのですが、なぜSHOEIはわざわざ開発コストのかかるF1用ヘルメットに進出したのだろうか?という疑問に対する答えとして書かれている部分です(175ページ)。

「”しぶちん”のアライがF1をやっていることでわかるように、開発費はそんなにかからないのです。市販のカート・四輪用ヘルメットの耐久性を落とすかわりに、見えない部分のゴムを削ったりして極限まで軽量化をはかったのがF1用ヘルメットなのです。安全性は市販のものとまったく変わりません」

(;^ω^) ちょwおまww

この発言はSHOEIの会社更生法適用において管財人を務めた弁護士さんの発言です。

これを本当だと信じるならば、1980年代から90年代初頭にかけても、F1ドライバーたちはひどく危険な、見せかけだけのヘルメットを装着していたことになります。

(((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

・・・・

そして1994年にF1ドライバーの死亡事故が発生して、その後、FIAが主導して8年の研究開発の期間を経て、2004年から実用化されたのが、現在のF1ヘルメットの安全基準です。マッサさんはこの安全基準に守られたことになりますね(=゚ω゚)

F1のヘルメットは、軽ければ軽いほどよく、しかし丈夫であれば丈夫なほど良い、という相反する条件を要求されるものです。今はカーボンファイバーで焼成されています。

・・・・・

「1994年以前」のF1を知るのに『F1の経済学』は便利です。古い本なので新品で手に入れるのは難しいですが、Amazonさんで古本が200円ぐらいで手にはいるので、入手できるうちにオーダしておくといいかもしれません( ^ω^)

F1 RACING 2009 5月情報号 (SAN-EI MOOK)
F1 RACING 2009 5月情報号 (SAN-EI MOOK)


(=゚ω゚)ノ ついでにフォー速内の関連記事もどうぞですー



この記事について